教育とはどのように定義するべきなのか?
フォルケ特有の対話による相互作用の授業を通し「自分」と向き合い、他者の文化や考え方から学ぼう。
幸福度ランキングでも評価が高いデンマーク。デンマーク人が持つ価値観やデンマークの教育・社会システム、福祉国家を支える専門性や哲学などを理論や体験を通して学んでいきます。
専門科目を学ぶことを教育と定義するのではなく、専門性をいかに実践化し自分を人として成長させることができるかにフォーカスにおいています。グローバル化していく社会、多くの情報、時として混沌とした環境の中で「自分」という核を持ち続けるために必要な人としての土台、考え方、哲学、理論を学びます。ホイスコーレ生活を実践の場とし、体験を通して「人」それぞれがコミュニティを作る資源であることを理解することが大切です。SOSUでの学びはこれからのあなたを囲むあらゆる環境で大きな意味を持つでしょう。
Akiko Takaya
Japan
自分自身を見つめることができた時間はとても特別でした。「私が本当にしたいことは何か」自分自身を理解することの大切さに気付きました。また、対話を通して、人として成長できたと思っています。専門職として人と関わる時に持たなければならない重要な視点を学ぶことができました。デンマークで受け継いだ精神を、日本で介護士を目指す学生に繋げて行きたいと思っています。夢に向かって挑戦中です!
Shun Sugiyama
Japan
様々な理論とワークショップを組み合わせながら自分自身との関わり方や他人との関わり方を考え直し、新たな発見をすることのできる学びでした。デンマークの教育や福祉の知識に加えて、日々の生活の中で置き去りにしがちな目に見えない大切な価値観についても考え直す機会になりました。
Yoko Kitaguchi
Japan
デンマークの社会福祉、歴史、政治を学ぶ一方で、生徒同士の支え合いの中でたくさんのことを学びました。互いの意見に耳を傾け、文化を共有し、寝食を共にし、プロジェクトに取り組み、修学旅行やフィールドトリップに行き、数々の貴重な機会を通し、自分の殻を破り、成長することができたように思います。世界で活躍するソーシャルワーカーになるために、学び、成長していきたいと強く思うようになりました。
SOSU - 福祉・教育
この科目においてのキーワード
サステナブルな「人」と社会
対等な関係性づくり
「人間とは」ホリスティックな
人間観
リフレクションを通し自分づくり
教員
SOSU - 福祉・教育 担当教員
モモヨ・ヤーンセン
1990年にデンマーク入り。医療・介護支援分野で教育を受け、精神社会介護支援分野で職員としての経験、教育実習生の現場教育を担当する指導員としての資格を得た後、現場での人材育成を経験。2000年からホイスコーレの教員となり、オーデンセ大学にて教育指導学、心理学、社会学、教育心理学を専攻し専門教員の教員資格を取得。認知症コーディネーターの資格も得ている。