社会福祉について2016-10-24T19:50:40+00:00

社会福祉について

イギリスの手厚い社会保障は「ゆりかごから墓場まで」と呼ばれますが、デンマークでは「ゆりかご以前から墓場以後まで」といっても過言ではありません。

世界最高水準の社会福祉を支えるため、所得税およそ40-50%、消費税25%と税率は決して低くはありませんが、一方で国の総支出額の4分の1以上が毎年、社会福祉関係に充てられています。つまり、高福祉を得るために国民の義務として高税を支払う合意がデンマークの国民にはあるのです。デンマークでは65歳以上になれば、税金から年金が全員に支払われます。「国民総年金制」と呼ばれています。さらに、24時間介護体制など充実した福祉施策が実現しています。

デンマークの高齢者福祉の基本方針は

  •  継続性
  •  自己決定
  •  自己資源の開発

つまり、これまでどおりの生活を続け(継続性)、他人ではなく自分の決定でなされ(自己決定=個人尊重)、生きがい(自己資源の開発)を持ち生きる、という意味を持ちます。 障害者は、デンマーク社会省の局長でもあった故バンク・ミケルセンが提唱した「ノーマリゼーション」(社会的公平)の思想に基づいて、「障害のある人の生活条件を障害のない人の生活条件に可能な限り近付ける」生活が送れるようにあらゆる援助がなされています。